椿活珍亭 2015


活珍亭にて忘年会。
美味しい料理を頂きます。




まずは食前酒。
さわやかな穀物の発酵酒。









ヘッド自走式、伊勢海老。
この刺身が絶品、ほのかな甘みと上品な、コク。
そのほかの刺身も含め、美味。





イノシシのヒレ肉。

三枚におろして骨を抜いた魚の切り身は、フィレ、と呼ぶ。
それぞれの語源が、不明。
音は似ている。





このイシダイの煮付けも、おいしいな。
白身のシャキシャキ、トロトロ、ベロベロが絡み合う。
至福のひとときです。





そしてボタン鍋。
猟師と猟犬とのコンビネーションが得た、ジビエという素材。

野菜、根菜類と煮込み、滋味が出る。
お肉も含め、しあわせなコクに包まれる。





美味である。
あたたかく、ありがたい。





でこの雑炊が有難く、そして腹いっぱい。
もー喰えません。

ごめんじょ。





夜は更け、火鉢が有難い。
いこった炭の、有難さ。





そっちが羨ましいな、と思っております現在。

そして翌日。





さわらの焼いたのだけで、スダチと醤油で3杯は、いける。
温野菜は美味しいが、おかずだけでお腹いっぱい。

味付けのり5枚で、茶碗一杯のしろめしをやっつける自信はある。
そして最後は、生卵ズルズルで一杯は滑り込めるけんね。

また、喰い過ぎ。





この伊勢海老の味噌汁が、白眉。
身をほじくるのもそこそこに、美味しい汁を、ジルジル、すする。
んー まい。





そしてこの、これはなにか。
御神楽。

お経と同じ、何を言ってるか分からないから、有難い。
と、そう解釈したのだが。

頭の微妙な動き、震えがとても印象的。





どうやらストーリーが、あるらしい。
発祥は門付け、なのかな。

御神輿が急に現われて、ちょうさじゃ言われて、縁起物なのでお金を出す。
あれといっしょ、かな。





文楽の起源は、こういうものではないかと、愚考する。
ちょっとしたこういう娯楽の中に、痕跡があるのかもしれない。

宮本常一だったら、こういう情報を重宝したに違いない。




柚木様をはじめ、参加した皆様、お世話になりました。


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