空港からバンコク市内中心部に向かう。
もう風景は、日本の百万都市の雰囲気。
宿泊ホテルに荷物を置き、繰り出す。
向かうはバンコクの海鮮レストラン、ソンブーン。
経緯についてはよくわからない。
日韓首脳会談で、昼食を提供しないので巷の焼肉屋に行く安倍総理、的な。
そんなことは、無いだろうが。
盛況な店内。
がっちり客をつかんでいる。
まずはカンパーイ。
黄金色の炭酸野郎がおいらの喉を、かきわける。
例えばシュリンプ。
例えば、貝。
photos by Daniel Murakami.
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こう並べるとわたしの写真、露光が悪いな。
美味しく撮る、とても重要です。
蟹の卵を混ぜたソース、強い甘みとコク。
これがタイ米に、あう。
タイ米は、ソースと絡めると美味しさを増す。
ぱさぱさしたタイ米を適度に濡らすと、とたんに艶めかしさを現わす。
タイ米をドンと乗せ、カニソースで、わしわし。
横で。
喰い過ぎで、シぬゾ。
ヤりすぎ。
若さとは、どれだけ不足しているかを定量する時に使用される。
年齢じゃない。
別の言葉でいえば、いかに、「がっつく」、か。
若さ≒がっつき
みなさん、最近、がっついてますか?
気が付けば、日本人街的な雰囲気。
花を売る、少女。
客引きの雨あられ。
いろいろなネオンが光る。
正に、タイランド・ファンタジア。
ここからの先の写真が、ありません。
なぜだろう。
どうやらデジカメのメディア容量が、一杯になったようです。
この写真は携帯で撮影。
もうラーメンの味は、覚えていない。
こんな夜に、喰い過ぎ。
なんの腹ごしらえなんだ、いったい。
ほんのりと、淡い記憶が、かすかに。
現実か非現実か、そんな微細な記憶を慈しみ、反芻する。
どうやら、がっつかない。
若くない。
考えればわたし、10代、20代から、がっついていなかった。
年齢じゃない。
それは、人間の種類なのだ。
楽しいバンコクの夜でした。
皆様、ありがとうございました。